長年積み重ねてきたイトーキの特殊扉技術は、安全性が究極まで要求される原子力発電所でも高く評価され、特殊扉業界をリードしています。遮蔽扉・水密扉・気密扉・強化扉といったさまざまな種類のイトーキの特殊扉が、原子力施設や研究施設、大学施設などで活躍しています。
細かな設計技術により施設内の放射線を遮蔽し施設の安全性を保ちます
それぞれの施設内環境、遮蔽要求に対し、さまざまなタイプの遮蔽扉で対応しています。
65トン電動片開式遮蔽扉
世界最重量720トン電動片引式遮蔽扉
’97ギネスブック掲載
60トン電動回転式遮蔽扉
大きな津波を想定した震災以降の圧力要求にも最新の水密扉の設計技術で対応しています
手動片開式水密扉
原子力施設で培われた気密扉の設計ノウハウが
さまざまなフィールドで応用され、活躍しています
原子力施設や研究施設では、放射線や人体に有害なガスの漏洩などのないように、施設内は気圧の調整がされています。イトーキの気密扉はそのような環境下においても十分な性能で施設の安全性を保ちます。
手動片開式気密防水扉
気密性能 0.5㎥/h・㎡(500Pa)
電動両開式気密強化扉
気密性能 0.2㎥/h・㎡(60Pa)
数々の性能試験の実施により、特殊扉業界をリードする製品を開発しています
水密試験・破壊試験・耐弾試験のほか、さまざまな試験や原子力発電所の厳正な検査にも、これまで培われた確かな技術力で対応しています。
水密試験
専用の圧力タンクを用いて最大5MPaまでの水密試験に対応します。室内側への漏水が許容量以下であることを基準とし性能を保証しています。
破壊試験
特殊扉にはさまざまな機能が備わっています。施設の防護を目的とした扉では工具による破壊活動に加え、爆薬、銃弾、火災から施設と人を守ります。
耐弾試験
重要施設におけるテロ対策が急がれる中、当社は耐弾試験を実施しています。テロ対策扉をはじめ、セキュリティ製品の安全性を確認しています。