早川町役場
山梨県の南西部に位置し、南アルプスの山々に囲まれた早川町は、町の面積の96%が森林であり、人口1,067人(2016年11月現在)の "日本一小さな町"。2016年3月、築50年以上を経た旧庁舎を建て替え、新庁舎が竣工しました。
「やま」と「まち」のつながりを取り戻す
家具製作を通した地域材活用ソリューション
ウッドデザイン賞2019
奨励賞(審査委員長賞) 受賞
ウッドデザイン賞2017
審査委員長賞 受賞
ウッドデザイン賞2016
「ninoco」「VIELECK」がウッドデザイン賞2016を受賞
ウッドチャレンジ2015
ウッドチャレンジ2015にて優良作品に選定
平成24年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰
Econifa+Reの取り組み
2012年グッドデザイン賞 受賞
地域材活用ソリューションEconifaの取り組み
平成23年度木づかい表彰 農林水産大臣感謝状
地域材活用ソリューションEconifaの取り組み
Econifaは日本の森林の大半を占める針葉樹を洗練されたデザインテンプレートに適用して活用し、もりによるCO₂吸収量の増加と、まちでの木材利用によるCO₂固定量の増加に貢献し、木材による上質な循環型社会の実現を目指します。
Econifa(エコニファ)は「炭素固定」をキーにして、「やま」と「まち」が木材の利用によって結ばれる、地域的循環を再現していくしくみです。
光合成によってCO₂は木に蓄積されます。木材は「炭素の缶詰」ともいわれ、およそ250㎏/m³の炭素を固定していると算出されています。耐久消費財として利用されることで、その内部にCO₂を固定し続けるため温暖化防止につながります。間伐材からプロダクトを製造した場合には、元の森のCO₂吸収量が増加します。
またそれにより「植える→育てる→収穫する」という森林サイクルを円滑にし、CO₂削減に寄与する循環を作ることができます。
地域材活用に真剣に取り組み、木の社会づくりに貢献していきたい─。これがEconifaの基本理念です。
日清医療食品株式会社と日本赤十字社では2014年9月から共同で献血キャンペーンを実施しており、2015年9月、2016年2月9月、2017年2月のキャンペーンにて、木でできた折り紙「折り樹」を全国の献血会場で献血に協力された方に提供しました。
「折り樹」の素材には、東日本大震災の被災地である宮城県や、熊本地震の被災地である熊本県で生産されたスギが活用されており、同キャンペーンは間接的に被災地の復興支援と森林保全に貢献する仕組みとなっています。
「折り樹」は献血者から好評を得ており、より多くの方が献血に協力するきっかけにもなっています。